かなり綺麗です。
今回の入荷ターコイズは1ct〜5ct ほどがメインの小さめなモノをチョイスしています。
ワイドから微細なモノまでウェブがびっしり入り、水面のような波紋広がる水色から深く濃い色まで。
アリゾナ州キングマン北西にある大規模なキングマン鉱山から採掘されるターコイズで 銅の採掘と一緒に産出されます。
現在も採掘が続く最大の鉱山。
薄い水色から濃い青、青緑が中心。稀にクォーツやパイライトが入る。
銅の成分が影響することでターコイズは青みを帯びていきます。
ここで採掘されるターコイズの90〜95%はスタビライズされて販売されます。
キングマンというと安い、希少価値が無いイメージが先行しますが、ナチュラルに関してはそれだけで価値があります。
10〜5%しか取れないナチュラルターコイズ。その中でもスパイダーウェブの入ったモノは0.5%程度と言われています。
採掘されるターコイズはほとんどがチョークと呼ばれる脆くて宝石としての加工に耐える強度を持っていません。
多くはスタビライズ(樹脂でコーティングして固めた物)で補強された安価な物になります。
ナチュラルの状態で、宝石としての硬度を持ったターコイズは全体採掘量の10%程度。
細かく均等なブラックウェブの入った物が《ウェブキングマン》、母岩が黒くブラックウェブの入った物が《ブラックウェブキングマン》と呼ばれています。
ターコイスが生成される時に、母岩を均等に包むようにして結晶化していく事でできるスパイダーウェブと呼ばれる蜘蛛の巣状の模様。
ウェブの細かさ、均等さのある物ほど高価になります。
採掘量は全体の1%に満たない為、ナチュラルのブラックウェブキングマンは入手困難なレアターコイズです。
年々採掘量が減っていくターコイズ。
某国のバイヤーによる大量の買い占めが原因で鉱山によりますが
価格がべらぼうに上がっています。
大量に高値で買い取るバイヤーが増えた事で、倍から3倍の値付けで売りに出されるようになってきています。
今後、ルースでの入荷の機会はどんどん減るとおもいます。
こちらは店頭ターコイズになります、ホームページの掲載は未だ未定ですので、別途お問い合わせくださいね。
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若林達也 (土曜日, 23 9月 2023 19:45)
教えてください。
カラットは良く分からないのですが、大きさ5mmから8mm位のターコイズスパイダーの相場はどの位でしょうか?
買える値段で通販取り扱いならお願いしたいのですが。